…また統一教会関係の記事書くのか
前川喜平氏は統一教会の名称変更に大臣の意思決定があったと語っている。
意思決定にあたっては、起案文書にあたる原議書を作成する必要があります。たいていは課長補佐か係長が起案し、担当する室長、課長、部長の順で押印し、最終的な決裁権者である専決者がハンコをついて終了。ただし、軽微な案件でない限り、それとは別に実務上の了解を得る事前プロセスがある。ましてや、統一教会に関しては長年維持してきた方針を大きく転換するわけですから、間違いなく大臣まで上げますよ。
上記日刊ゲンダイ記事より
ということは、1997年に統一教会の名称変更を止めることについても大臣へと意思決定を行っているはずだ。
法律上は淡々と申請を受け付けて、事務的に許可を出すものなのだから。
さて、1997年の文化庁のトップは誰なのか。
もちろん文部大臣だ。
1997年の文部大臣は小杉隆さんか、町村信孝さん(9/11~)だ。
前川氏は1997年7月から1年間文化部宗務課長だったので、どちらでも可能性はある。
軽く調べた中では名称変更の相談月が出てこなかったが、前川氏が自ら止めたという話をしている以上、まず7月以降とみるのがよいでしょう。
そして町村信孝さん、清和会の人間なのである。
清和会は統一教会との関係者が非常に多い。岸信介から続く派閥だし。
ということで相談するなら1997年では9月以降にするのがベストタイミングなはずなので、ここで相談していると仮定しよう。
※97年の相談時期が分かる人がいたら教えてください。
すると、統一教会の名称変更を止めることについても意思決定が文部大臣によって行われているので、
清和会の町村信孝文部大臣(当時)が統一教会の名称変更をを止める意思決定をしたという話になってくる。
統一教会関係者が多い清和会なのに?
それで2015年には清和会の下村文部科学大臣(当時)が名称変更をを進める意思決定をした?
別に矛盾してるわけではないが本当か~?って話になってくる。
基本的に前川氏の発言をあんまり信じてないので、疑問点が湧いてツッコミをしたくなるのかもしれないが、発言の整合性を気にしだすと変な点が浮かんでくるのだ。
9月以前が相談月で小杉隆さんが担当だった場合、この指摘はムダなのですが、小杉隆氏はWikiを見る限りではご存命なので、前川喜平の話について裏取りで聞きに行くとよいのではないでしょうか。
政治から離れて12年だし喋ってくれるかもよ?