Colabo問題・私の中の結論

Colaboの会計不正疑惑について、不正会計と認定されることは無くなったな、というのが様々な外部の人の感想を読んで認識した私の中での結論にはなります。

そもそも会計監査が通る事自体が予想外でしたが。

 

Colaboの委託事業は概算払により支払われるとのこと。最終的には実費が委託事業にちゃんと出ていれば暇空が指摘してきたような、細かい部分の矛盾が多数含まれていたとしても不正とまではされないというのが結論となっていたと理解しました。

 

Colabo弁護団のこれまでのリリースにはそういうつもりで書いていたのかもしれませんが、私には読み取れませんでした。

概算払をしてる話とか出てきましたっけ?公金支出に関する専門的な見解はほとんど無かった認識です。

 

そもそもですが、依頼人弁護団の証言なんてものは信じたらダメなのが当たり前です。弁護士は士業ですがその点が特殊です。

分かりやすい例では、殺人の現行犯逮捕されて国選弁護人がついたら、その弁護士は容疑者にかけられた容疑を印象よくする為にあらゆる法的手段をとります。

東京五輪汚職問題の弁護士さんなら容疑者は無罪だとか主張するんじゃないですか?

(Colaboは何かの犯罪をしてると書いた訳じゃないことは念のため書いておきます)

 

弁護団の発言は依頼人の味方をした上での発言なので、立場がある場合は話半分なのです。

Twitter上の法クラや報道番組で出る弁護士の発言の信頼性が高くみられるのはあくまで弁護する立場でなく専門性に注力して発言ができるからです。

 

注目されている監査結果が公開されたため、多くの目に留まることになり、お金の専門家が語るケースが多くありました。会計士や税理士です。

彼らの監査に関する発言はほぼ信頼していいと思っています。

数人の言及を見る限り、表3に問題がない限りにおいては不正会計は存在しないだろう。という見解にほぼ統一されています。

監査請求が容認され指摘されたように表3には監査時点では問題が含まれていますが、2ヶ月の間に整理してColaboの費用が女性支援に2600万以上出ていると認められるレベルのものが出れば、不正でないというのが結論になるでしょう。

 

個人的には、表3の内容が出てきても監査で指摘されるように2600万以上の費用がちゃんと按分や峻別されて委託事業のみの費用が計上されてるかに疑わしい気持ちはありますが、東京都側ですら判断できる内容ではなくなるので、不正会計疑惑という点に絞った問題は解決の方向に行くと思います。

暇空は行政訴訟するらしいので最終的な行方はどうなるか分かりませんが、数年単位の話なので真に解決するのはずっと先ですね。